ストレスの影響(精神的)
歪みを直しても治らない腰痛もあります
心因性腰痛
主に自律神経の交感神経を介して起こる「筋肉の過緊張」です
何らかのストレスを抱える
特に人間関係
家族 会社 学校 友達
周りは自分のことを相手にしてくれない(夫・親・友達)
悲しさ、寂しさからの腰痛
子供・夫・姑に対してイライラ
怒りからの腰痛
会社や学校の人間関係から逃げ出したい
逃避からの腰痛
これらの腰痛は本人がストレスと気づいていない
自分は頑張っているつもりでも体が拒否をしている事に気づいていない
気がついていても気が付いていない振りをしている
本人も気がつかない
潜在的な深層心理からの影響を受けている腰痛を
心因性腰痛といいます
特に外部から刺激がないのに腰が痛いとか、肩が痛いという症状でお悩みの方は多いでしょう。
外からの刺激がないのに「痛み」を感じるというのはどういう状態なのか?
「怒り」「不安」は交感神経を緊張させ筋肉の緊張・血管収縮をおこします。それが習慣化すると自分でも気づかないような些細な事でも条件反射として交感神経が緊張をおこします。
また、副腎を刺激して血管収縮をおこします。
血管収縮は局所乏血を起こし、それは組織の酸欠となり発痛物質が生成されます。生成された発痛物質はまた「知覚神経」を刺激して痛みを脳に送ります。
それが「ストレス」となって、交感神経を緊張、これを「痛みの悪循環」といいます。
わかりやすく言うと
猫に犬をけしかけると猫が毛を逆立てて怒る(交感神経緊張)これは猫が本能として戦うか逃げるかの判断を一瞬に選択し行動を起こすために筋肉を緊張させているのです。人間は会社で嫌な上司と相対した時に筋肉は無意識に緊張(条件反射)します。しかし、人間は社会的動物なので上司に殴りかかる(戦う)理由にはいかず、かと言って会社から逃げ帰る(逃避)理由にもいけません、そうして筋肉の緊張は腰痛や肩コリとして残るのです。